第56回興行「1on1 セカンド」
2002年9月20日 北沢タウンホール
 
第0試合  
○サンボ慎太郎 2R3分
チョークスリーパー
三村広人×

試合開始10分前から行われた試合に、なんと慎太郎が登場。危なげなく三村を寝技で仕留める。

慎太郎「まぁ、今回はこんなものでいいです。問題は次の北島さんとの試合です」
三村「問題は北海道に帰る金がないということです」

第1試合 スーパーヘビー級 3分3R
○アームボム藤原 1R1分53秒
腕ひしぎ逆十字固め

ナイスガイ×

出場予定の槍田が会場に来る途中に事故に遭い、試合を欠場することに。急遽、ナイスガイの2年振りとなる試合が決まった。

ナイスガイ「槍田さんの怪我が心配です。あっ、僕のことは気にしないでください」

第2試合 ヘビー級 3分3R
○ゴッドファーザー
1R40秒
袈裟固め
あらいぐまラジカル×

ゴッドファーザーの瞬く間の秒殺勝利。

ゴッドファーザー「今の俺はウルトラマン。3分間しか闘えない」

第3試合 ドッグレッグス認定
世界障害者プロレスミラクルヘビー級選手権 3分3R
○第6代障害王
愛 人
3R判定
3-0
挑戦者
E.T. ×

愛人の蹴りにE.T.が耐え抜くという展開。色物と見られがちな両者の意地が見られた好試合だった。

愛人「途中でレフェリーが試合を止めてくれると思った。疲れたよ」

第4試合 膝立ちマッチ 3分3R
○ウルフファング 2R1分3秒
KO
虫けらゴロー×

マチズモ学園の同門対決は壮絶な打撃戦に。最後はウルフの膝蹴りを頭部に受けたゴローが失神。

ゴロー「僕はいつもこんな試合ばっかりで……」

第5試合 ドッグレッグス認定
世界障害者プロレスヘビー級選手権 3分3R
○第17代障害王
菓子パンマン
1R58秒
KO
挑戦者
永野・V・明×

試合開始と同時に菓子パンマンが猛ラッシュし、永野はコーナーに詰められて掌打の滅多打ちに合う。レフェリーが試合を止めると、永野は意識を失って崩れ落ちた。試合後、菓子パンマンは次の挑戦者にゴッドファーザーを指名した。

菓子パンマン「物足りない。次の獲物はゴッドファーザー。今はとにかく人を殴りたい気分」
ゴッドファーザー「(1月のタイトルマッチは)3分以内で決めてみせる」

第6試合 ドッグレッグス認定
初代膝立ち王座決定戦 3分3R
×鶴園 誠 延長判定
3-0
マチズモ神山○

3ラウンドで決着がつかずに試合は延長戦にまでもつれ込む。最後は手数で勝った神山の勝利となった。神山が初代膝立ち王者に就く。

神山「一本勝ちが出来なかったので納得がいかない。(試合後に暴れたのは)菓子パンマンを殴ろうと思ったけど、また家出されると困るのでゴローを殴った」

第7試合 膝立ちマッチ 3分3R
×アンチテーゼ北島 2R1分49秒
肩固め

高橋省吾○

北島がパンチで試合を有利に進めるも、高橋が肩固めで大逆転勝利。北島から障害者として初めてシングルマッチ1本勝ちを奪った。締め落とされての敗北に、北島は引退を匂わせる発言をした。

北島「限界を感じたのは確か。これからどうするかは少し考える」
高橋「とにかくパンチが効きました。最後はうまく肩固めが入って運が良かったです」

 
アンケート結果へ>>