52回興行「弱者の祭典W」
2001年7月21日 北沢タウンホール
 
第1試合 ミラクルヘビー級 3分3R
○ノーシンパシー 54秒
フロントチョーク
藤田健一×

還暦を迎えて本名に戻ったワイズマンこと藤田健一だったが、ノーシンパシーのラッシュに手も足も出ず。

藤田「代表にチャンスをもらったというのに、みっともない試合をしてしまった。できればもう一度チャンスが欲しい。それでだめなら引退を考えます」

第2試合 ヘビー級 3分3R
○ゴッドファーザー 2R10秒
TKO

三村広人

ゴッドファーザーの徹底的な打撃にホームレスレスラーのの三村はKO負け。

ゴッドファーザー「あいつは打たれ強いよ。三村だからあそこまでやれたというのはある」
三村「おれ、弱いのかな」

第3試合 ドッグレッグス vs FORCE
ヘビー級王座挑戦者決定戦 3分3R
○あらいぐまラジカル
2R1分27秒
フロントスリーパー
永野・V・明×

慎太郎への挑戦権を賭けた一戦は、スタンドでも寝技でもあらいぐまが圧倒した。

永野「試合を止められたのは納得している。だけど今日の負けは本当に悔しい」

第4試合 ドッグレッグス認定
世界障害者プロレスミラクルヘビー級選手権試合 3分3R
○デッド・オア・アライブ林田
(挑戦者)
1R2分12秒
フロントチョーク
E.T.×
(第5代障害王)

難病者レスラーが逆転勝利。ミラクルヘビーのタイトルは神戸に流出した。

第5試合 健常者プロレス 3分3R
○ゴッドファーザーJr. 2R42秒
チョークスリーパー
虫けらゴロー×

序盤は五分五分の展開も、やはりJr.の方が役者が一枚上だった。

ゴロー「腕を折られるかと思いました。試合中、会場から『ゴローちゃん!』という掛け声があったと思うんですが、あれは僕のお母さんではありません」

第6試合 ドッグレッグス vs FORCE
ミラクルヘビー級 3分3R
○ハンマーシャーク芹田 判定
3-0
愛 人×

互いに技を殺し合って勝負は判定に。ラウンドマストシステムのために、大差で芹田の勝利となった。

第7試合 ドッグレッグス認定
世界障害者プロレススーパーヘビー級選手権試合 3分3R
○鶴園 誠
(第8代障害王)
2分56秒
チョークスリーパー
ウルフファング×
(挑戦者)

まさかの1ラウンド決着。しかし、はっきりと現在の力関係が現れた結果となった。

鶴園「1ラウンドで終わって良かった。また3ラウンドまで行ったらどうしようかと思った」
ウルフ「今日は勘弁してください」

第8試合 障害者対健常者異者格闘技タッグマッチ
時間無制限1本勝負
○アンチテーゼ北島
マチズモ神山
28分16秒
アームロック

サンボ慎太郎×
菓子パンマン

20分を越える死闘も最後は北島が慎太郎を仕留めて幕を閉じた。

慎太郎「負けてしまったけど、まぁよくやれたと思います」
菓子パンマン「今日は怖がらないで前に出て行けたと思う」
神山「背骨に膝を入れられてから体が動かなくなってしまった。試合内容に納得はいってない」
北島「たとえ説明がなくても、伝わる人にはオレが何をやろうとしたかは伝わっているはず。要は想像力の問題なんだよ。あえてやっていることを茶番だとか、プロレスとして完成度が低いと言うのなら、よその団体を見に行けばいい」

 
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